奈良県御杖村のナポリピッツァ~山の中の小さなイタリア的食堂で働く竹中練一さん編~

約6年前、都会でナポリピッツァが流行りだした頃

当時50代の竹中さんは都会でイベント会社をされておられました。

都会の時間の速度や人間関係もいいのだけど、空気の良い田舎で奥様と二人でゆっくり仕事をしよう。そんな思いで新しい人生を計画されました。

竹中さんが目をつけたのがナポリピッツァ。

そこからの行動力に驚かされます。

ピッツァを作ったことのない竹中さんは日本のピッツァ教室ではなく、単身で本場イタリアのナポリへピッツァを学びに行かれました。

そのときの写真も店内に飾ってあります。

イタリアでピッツァを学んだ竹中さんは、どこでお店をオープンするかを検討し、

この御杖村で「ピッツェリア エ トラットリア レノン」をオープンさせました。

 

初めは行政や村民と連携がうまくとれなかったとおっしゃっておられました。

オープンして営業しているうちに、テレビや雑誌の取材がきて徐々に行政や村民と

連携していき忙しくなっていきます。

2017年には奈良版ミシュランガイドにて、調査員おすすめの店として掲載され、ますます多忙になっていきます。

現在は、「のんびり」をテーマに始めた竹中さんにとっては良いのか悪いのか人手が足りないぐらい忙しい毎日を送られています。

お店の繁盛とは別に御杖村のピッツァ教室や幼稚園でのピッツァ体験などに呼ばれることもあり人手が足りない状況に。

竹中さんが雇用の話をはじめると急に表情が険しくなります。

「御杖村には高校がないので若者が村から出て行ってしまうのです・・」

「なんとか雇用を生み出したいのですが、人口2000人未満でうち約半分が65歳以上の御杖村では人がいない・・」

そこで、まだ検討段階ですがピッツァの予約制も考えておられました。

それはなぜか。

ただただピッツァを作るのではなく、「パーフェクトなピッツァを提供したい」

そのことを追求したい!

思いを話す竹中さんの言葉にも熱が入ります。

素材は奈良県産の野菜にこだわり、まきもこだわります。

 

人が足りずたくさん作れないからこそ満足度の向上。

新しいメニューの試作。

また、時間ができれば自身とおなじような新しい移住者の相談。

「ゆっくり」をテーマに始めたナポリピッツァ。

こんなに忙しいとは描いていたのと違う!と竹中さんは笑っていました。

 

最後に竹中さんにこんな質問をしてみました。

 

御杖村にきて住んでみて一番よかったことはなんですか

竹中さんご夫婦は顔を見合わせてクスッと笑って答えられました。

「満天の星空と空気です」

ピッツェリア エ トラットリア レノン

住所 〒633-1302

奈良県宇陀郡御杖村神末168番地

時間 平日11:00~15:00

土日祝11:00~18:00

※売り切れ次第閉店

定休日 月曜日 火曜日(祝日の場合は翌平日に振替え)

TEL 0745-95-3303

公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会

ピックアップ記事

お知らせ

PAGE TOP