日本固有種『橘』を絶滅から救え!~奈良県大和郡山市~

皆さんは、『橘』の木をご存知でしょうか?

今、1300年続く日本固有種の『橘』が絶滅危惧種IA類に認定され、絶滅の危機に陥っている現実があります

大和橘の樹

大和橘の実

昨今の研究では、日本固有種の柑橘は『シークワサー』か『橘』であるとの研究結果が発表されております。『橘』は奈良時代をピークに増え続けましたが、戦後の日本の政策で、意図的な伐採等により徐々に生息本数が減少していきました。平成30年現在、野生の橘の樹木は約300本しか派生していない状況です。

 

そういった『橘』の危機に立ち向うべく、様々な手法を用い『橘』を『大和橘』と言う地域ブランドとして復活させている団体がここ大和郡山市にあります。

なら橘プロジェクト協議会

なら橘プロジェクト協議会 会長 城健治様

城会長は自身で苗木を栽培・育成され、奈良県の45箇寺に約3,000本の植樹活動を行い、約2000本の橘の木を増やされました。

 

その目的は、『日本の伝統・文化を守っていきたい』と言う熱い想いのみです。

なぜ『橘』が日本の伝統・文化と位置付けられるのか?

まず古事記、日本書紀では垂仁天皇の命で田道守が常世の国から持ち帰った不老不死の妙薬として紹介されております。

また、万葉集、古今集、古今和歌集に計72回、その花と香りが感慨深いと沢山の歌人が『橘』を読まれております。

それにも関わらず、現在ではその橘の存在を知らない大人・子供達が大勢いる背景があります。

城会長はそういった背景を悲観され、平成24年より橘復活の為に立ち上がられています。

 

手法としましては、苗木を栽培・育成し、各社寺仏閣・学校等に植樹活動を行う事で、根本的な樹木の数を増やす事であったり、

地域ブランド『大和橘』としての商品開発を行い、ハンドクリーム・ジャム・こしょう・香水等のオリジナルブランドの商品を製造・販売されております

その中でも『橘こしょう』はイギリスの世界コンテストで銀賞を受賞する等、地域ブランド商品としての魅力を近畿だけでなく、日本を越え、世界に認められつつあります。

 

私たちは、今後『大和橘』と言う地域ブランドをどのように保護し、更に発展させていきたいのか?また行くべきなのか?を城会長にインタビューいたしました。

城会長はまず一言『まだ何も達成出来ていない。』と仰りました。

『絶滅の危機も救えていなければ、地域住民に地域創生を連想させる確固たるブランドを創出出来ていない。まだ全てが目を開けた夢の途中にいるだけだ』と。

『この地域ブランドを能動的に広められる若い人財を創出する事が最終的な私の使命なのだと思っています』と。

その為には、もっと生産数(根本は植樹本数)を増やしたり、独創性と人々に共感を与える地域ブランドとしてのアイテムの開発をする事で、地方創生の意識を高め、それに共感した若い人財が集まってくれるものだと考えていますとの事でした。

 

皆さんは、『橘街道』をご存知ですか?

平城京と藤原京を結ぶ幹線道路『中ツ道』の街道沿いに計2,000本の苗木を植樹したその名の通り、大和橘の街道です。

城会長のこの活動が波及し、『橘街道プロジェクト』として、今官民一体となって経済産業省近畿経済産業局が地方創生のプロジェクトの一環として取り組んで頂いております。

 

是非、皆さん、一度『大和橘』に触れてみませんか?

 

日本人元来の伝統・文化を後世に繋いでみませんでしょうか。

たった一人の行動が、ご先祖様から引き継いだ日本人の心を守れるかもしれません。

【植樹会員(大和橘オーナーズクラブ)募集に関して】

出資者要綱: 奈良県はもとより全国、全世界の個人、法人問わずご賛同者の皆様
出資額: 4,500円/口(1口につき1年間有効の会費)・学生3,500円※2年目以降、継続は3,000円/口。
資金用途: 『大和橘』の植樹及び維持管理費。橘の実などを使ったお菓子等の開発費用。

詳しくは、一般社団法人日本青年会議所近畿地区協議会『奇跡を起こす人財創出委員会』迄お願い致します。

公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会

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