京都府指定無形重要文化財
田山花踊りは毎年11月3日に行われる雨乞いの神事。旧田山小学校~諏訪神社にて雨乞いの奉納がされる京都府指定無形重要文化財となっています。旧田山小学校の校庭で舞が始まり、諏訪神社へと奉納されます。


田山の花踊りが奉納される諏訪神社の入り口。階段はかなり急こう配です。階段を上がると数々の風情ある絵馬があります。祭神には因幡(いなば)の白兎で有名な大国主命(オオクニヌシノミコト)の子供である建御名方神(タケミナカタノカミ)を祀っています。


行列の一行が神社の境内に到達すると、まずは愛宕(あたご)踊りが披露される。続いて神夫知(しんぶち)の少年が大太鼓の上に乗って口上を述べた後、奉納の踊りが次々と。鮮やかな衣裳を身にまとい、しなやかに、風流に、時に力強く踊るありさまは圧巻。なんと村のこの
伝統行事は女人禁制だそうです。踊り手も歌い手もすべて男性だそうです。


お祭りの最後は恒例の餅まきが開かれます。


京都南山城村田山地区に伝わる「田山花踊り」は毎年11月に行われています。
皆さんも是非見に行かれてはいかがでしょうか。