高野山にある「角濱ごまとうふ総本舗」さんにてごまとうふ作りを体験させて頂きました。
体験させて頂くなかで精進料理とは?等々、とても勉強になりましたので、簡単にまとめさせて頂きます!

優しく丁寧にご指導頂いたイケメンの角濱専務です!
ごまとうふを作る時に必要な食材は、ごまと葛粉だけ。
「角濱ごまとうふ総本舗」さんでは厳選されたごまと高級食材である吉野葛を使用されています。


高野山のごまとうふの製造工程は、
- ①ごまの外皮を剥く。
- ②外皮を剥いたごまの芯を水を含めた状態ですりつぶす。
- ③すりつぶしたごまをろ過して、しぼる。
- ④しぼったごまの汁と吉野葛を合わせて加熱していく。
- ⑤粘りが出てくるまで、加熱しながら撹拌をし続ける。
- ⑥粘りが十分に出てきたら、容器に入れ、冷水で冷やす。
- ⑦適正な時間が経てば、冷水から取り出して完成
このような流れでございます。
写真にすると、
(今回使用のごまは外皮を専用の機械で剥いていた為、①の工程の写真は無いです。)
②外皮を剥いたごまの芯を水を含めた状態ですりつぶす。


③すりつぶしたごまをろ過して、しぼる。


④しぼったごまの汁と吉野葛を合わせて加熱していく。


⑤粘りが出てくるまで、加熱しながら撹拌をし続ける。

⑥粘りが十分に出てきたら、容器に入れ、冷水で冷やす。


⑦適正な時間が経てば、冷水から取り出して完成。

【ごまとうふ作りから学んだこと】
①精進料理はおもてなしの料理。しっかりと手をかける。それも修行の1つ。自分がした行為は自分に返ってくる。
②火を使う工程が少ない。山上の集落(高野山)で料理をする為、火事になると被害が大きいから。
また、ごまを火で炒ると香りが強く、修行の妨げになるから。
③ごまの外皮は油。芯の部分に栄養が詰まっている。だから外皮を剥く。
今回お世話になった角濱専務が言われていた「高野山でしか出来ないことを。」
という一言に、日本の明るい未来へのヒントを感じました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
ちなみに、私はソフトクリームをトッピングして頂きました!
美味しかったなー!

場所名: | 角濱ごまとうふ総本舗 飲食部門 |
住所: | 和歌山県伊都郡高野山230 |
電話番号: | 0736-26-8700 |
営業時間: | 9:30~17:00 (お食事は11:00~) |